高血圧の原因は不明だと言われていますが、塩分が大きく関わっているのは間違いありません。これは日本に限らず、世界的に見ても同様の見解が出ています。しかし、塩分を取ってもあまり血圧が上昇しない人もいるため、高血圧の原因を把握するのは簡単ではありません。
塩分の取りすぎは、体にさまざまな害を与えます。高血圧にならなくても、胃ガンのリスクを高めることが知られています。また、心臓に与える負担も大きくなりますし、カリウムが不足するデメリットもあります。そのため、高血圧の食事療法は、血圧に関係なく実践するべきなのです。
「高血圧治療ガイドライン2009年版」には、1日の塩分は6g未満に抑えるべきだと記載されています。現在の日本人の塩分量は、平均して13gだと言われているため、いかに塩分を取りすぎているかが分かります。健康な人の目安では、1日あたり男性が10g未満、女性が8g未満となっています。ガイドラインの数値を守った食事療法が難しい場合は、健康体の人の目安量を守るようにしましょう。
高血圧の食事療法では、汁物はなるべく少なくします。ラーメン、うどん、そば、などは多量の塩分を含んでいます。それ以外では、塩マスの塩分が多くなっています。塩マス1切れで、ラーメン1杯に匹敵するほどの塩分を含んでいるのです。加工品も取りすぎには注意しましょう。
高血圧の食事療法で取り入れたい食材は、カリウムを多く含む野菜です。野菜のカリウムは、ナトリウムを相殺する働きがあります。塩分を取る人ほどカリウムを補給する食事療法が必要となるのです。
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